2018/02/19 お知らせ
(2018/02/06 11:58 福島民報)
東北への外国人誘客につなげる復興庁のモデルコースコンテストは5日、東京都内で開かれ、ダイヤモンド・ビッグ社(東京都)がグランプリに輝いた。準グランプリには福島民報社などでつくる東北七新聞社協議会が選ばれた。
復興庁の「新しい東北」交流拡大モデル事業に採択されている11事業者のうち10事業者が発表した。留学生ら在日外国人105人が審査し、実際に参加してみたいツアーに1人1票ずつ投票した。
ダイヤモンド・ビッグ社は山形県への旅行プランを提案した。けん玉や将棋の駒などの伝統工芸に触れるほか、農家民泊などを通し、地域が育んできた文化や人に出会える点が評価された。東北七新聞社協議会は会津若松市の鶴ケ城や下郷町の大内宿、会津の酒蔵などを巡り、青森県の樹氷を見学する行程を発表した。日本の酒文化を知ってもらうために鏡開きも行い、高い評価を得た。審査員特別賞にはパソナ(東京都)が提案した陶芸やこけし作り体験ツアーが選ばれた。
表彰式では吉野正芳復興相(衆院本県5区)らが受賞者に記念の盾を贈った。